サソリ 効能と精力アップ

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サソリの効能は精力増強につながるか?

 

精力剤でよく見かける成分の1つにサソリがあります。

 

サソリの効能として精力増強にどのくらい効くものなのでしょうか?サソリが持つ毒は問題ないのでしょうか?こちらで解説していきます。

 

 

サソリとは?

 

サソリ

(https://www.pinterest.jp/)

 

サソリは、節足動物のクモ綱サソリ目に属する動物です。サソリは4億3千年も前から地球上に存在する最古の節足動物です。

 

一見、カニやエビのような甲殻類に属すると考える人もいるかもしれませんが、実はクモの仲間で平たく言えば昆虫の仲間です。外皮自体はそこまで硬くありません。

 

毒を持つことは有名ですが、主に捕食する昆虫を殺すために使われるのが目的のため、人間など大型の哺乳類とって毒性は非常に弱いです。人間が刺されて死ぬほどの毒を持つのは1000種中25種とほんの一部です。

 

サソリは世界に広く分布し、熱帯地方に多く生息するものの、実や寒い地域や湿潤地帯などにも存在し、適応範囲は広いです。

 

日本では沖縄県の八重山諸島や宮古諸島、および小笠原諸島に生息しています。

 

漢方の世界では生きたままのサソリを水につけて泥を吐かせ、沸騰した湯の中で食塩とともに煮てから乾燥させたものを生薬として利用します。

 

 

サソリの成分

 

サソリの成分は以下の通りです。

 

  • アミノ酸
  • 亜鉛
  • βカルボリンアルカロイド
  • レシチン
  • コレステロール
  • ベタイン
  • タウリン
  • 脂肪酸
  • ブトトキシン
  • ※ブトトキシンはサソリの毒に含まれる成分

 

この中で特に精力増強に関係する成分は、アミノ酸亜鉛βカルボリンアルカロイドです。

 

ピックアップ成分

βカルボリンアルカロイド

サソリの成分として特徴的な成分の1つにβカルボリンがあります。

 

サソリは傾向減少を持ち、暗闇でサソリに光を当てると外皮にあるヒアリン層が青緑に光りますが、これにはβカルボリンが関わっています。

 

βカルボリンは睡眠調整物質のメラトニンに似た構造を持ち、またそのドーパミン分泌作用がうつ病やパーキンソン病の治療に充てられます。

 

βカルボリンは亜鉛と並んで精子形成にも重要な役割を果たします。

 

 

サソリの効果・効能

 

主な効果

肝機能改善・強精効果

補腎効果を持つ黒蟻と違い、サソリには肝臓の強化をサポートする補肝効果もあります。

 

痙攣予防

めまい、震え、痙攣(けいれん)の症状を緩和します。漢方の世界では古くからサソリを薬膳に使う食材や生薬の原料として利用してきました。宋の時代の『開宝本草』にはすでに平肝熄風(平肝:肝臓を正常にし、熄風:めまい、震え、痙攣を抑える)薬として記載されています。

 

精力への効果

男性ホルモン分泌量の増加

アミノ酸や亜鉛が含まれることにより、筋肉質の体になることで男性ホルモン値が増加していきます。それに伴い脂肪量も減少してメタボリック症候群改善の菊花気にもなります。

 

精子の改善

亜鉛とベータ・カルボリン(βカルボリン)が精子を生成する効果を持ちます。

 

性欲の向上

亜鉛やβカルボリンにより精子が形成されるようになると、必然的に射精欲求が高まり、性欲の向上につながります。

 

EDの改善

男性ホルモン値が増加し、精子の質・量が改善されると、必然的にEDも解消されるはずですが、心因性EDの場合はメンタル部分のケアも欠かせません。

 

βカルボリンによるドーパミン分泌作用により気持ちが前向きになり、心因性EDを解消することができるようになります。

 

老化防止

βカルボリンには抗酸化作用があるため、体内に蓄積された活性酸素を減少させ、からだがさび付くことから身を守ります。

 

 

サソリの副作用

 

過剰摂取しない限りはサソリに副作用は発生しません。

 

 

サソリの毒は問題ない?

 

人の命にかかわるような毒をもつ種はアメリカやメキシコにしかおらず、漢方で使われる全蠍はキョクトウサソリというアジアに分布するサソリのため、毒については問題ありません。

 

 

サソリの効能まとめ

 

サソリの効能を見てかなり精力的に高まりそうな成分だな、と感じた方は大変申し訳ございません。サソリにそれほど高い精力増強効果はなく、精力増強のために摂取するならサソリよりも高麗人参(朝鮮人参)を摂取したほうが、効果は段違いに高いです。

 

もし精力増強目的でサソリを考えていらっしゃるなら、まず先に高麗人参もしくは高麗人参が配合されたサプリメントを摂取してみてはいかがでしょうか?

 

参考文献・ページ
https://www.ebiya.ne.jp/namakorai/sasori_sugata
カラー版 漢方のくすりの事典第2版 鈴木洋著/医歯薬出版株式会社 269ページ

 

 

 

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