ED 治療方法

EDの治療方法: 治療薬から注射、運動、食事など

 

勃起力が衰えEDとなってしまったときの治療法には、その原因や求めるものに応じて、様々なものが挙げられます。

 

 

周囲の環境やストレスに起因するEDを解消する「心理療法」をはじめ、一時的な勃起力を得るための「ED治療薬(勃起薬)」「漢方薬」「ICI治療」「ホルモン療法」「陰圧式勃起補助具」、長期的目線で根本的に勃起力を改善する「生活習慣の改善」「運動」「食事」「ストレス解消」があります。

 

 

順番に見ていくことにしましょう。

 

 

>>周囲の環境やストレスに起因するEDを解消する方法<<

心理療法:

心因性EDに使われる方法です。

 

 

心理カウンセラーのカウンセリングを受けて心理的ストレスを感じている原因を取り除く方法や、ノン・エレクト法といって、実際の性行為において、亀頭のみを膣に挿入し、勃起してきたら亀頭を外し、また萎んできたら亀頭のみを入れて、勃起してきたら亀頭を外すことを繰り返すことによって、性行為に対する心理的障壁や抵抗感をなくす方法などがあります。

 

 

ノン・エレクト法にはパートナーの協力と信頼関係が必要となってきます。

 

 

>>一時的な勃起力を得る方法<<

ED治療薬:

ED治療薬には、バイアグラ(ファイザー社)、レビトラ(バイエル社)、シアリス(日本イーライリリー社)がありますが、最近ではジェネリックのED治療薬も販売されるようになっています。

 

 

ED治療薬はサイクリックGMP(ペニス根元にある平滑筋を絞め、血液がペニスから出ていかないようにさせる成分)の量を減少させるPDE-5という酵素の働きを阻害することで勃起力を高めます。ごく一部の薬を服用している人のみに副作用の危険性はありますが、それ以外の人には強力な副作用はない非常に安全な薬です。

 

 

ED治療薬は性的刺激を受けたときに勃起を促してくれますが、その効果は一時的であり、完治させることはできないため、その都度飲み続ける必要があります。

 

 

ED治療薬を飲んだからと言って、自分の意思に反して勃起してしまうわけではありません。勃起するには性的刺激が必ず必要となってきます。

 

 

3大治療薬のそれぞれの特長
  • バイアグラ:
  • 効果の発現まで0.9時間、持続時間は4時間程度。行為の30分〜1時間前、食前に飲む。硝酸剤、一酸化窒素(NO)供与剤を服用している男性は使用不可、またグレープフルーツの果実・ジュースなどは併用不可。バイアグラ服用者の5%程度に、ほてりや頭痛、動悸の副作用が発生します。

     

  • レビトラ:
  • 効果の発現まで0.7時間、持続時間は4時間程度。行為の30分〜1時間前に飲む。食事のタイミングは関係ない。硝酸剤、一酸化窒素(NO)供与剤および、降圧剤、降不整脈薬とαブロッカー(降圧薬)は使用不可。バイアグラより効果が強い分、バイアグラの7〜10倍の確率で、ほてり、疼痛、鼻炎などの副作用が発生します。

     

  • シアリス:
  • 持続時間は36時間。効果はバイアグラよりも若干弱い。硝酸剤の併用は禁止。ほてりや鼻づまりなどの副作用が発生します。

 

 

漢方薬:

ED治療薬との併用禁止薬を服用している場合でも飲むことのできる薬です。八味地黄丸、牛車腎気丸、柴胡加竜牡蛎湯などが有名です。ただし、漢方薬については個人差が激しく、当たりはずれが激しいのも事実です。

 

 

ICI治療(海綿体注射療法):

確実に即効性の高い勃起力を得たい場合には、ペニスに直接注射をすることで勃起をさせるICI治療というものがあります。

 

 

ICI治療をおすすめするのは以下のような男性です。

 

  • 服用している薬の都合上、ED治療薬を使用できない。
  • 陰茎に通じる神経が損傷して勃起信号が届かない。
  • ED治療薬を飲んでも効果がなかった。

 

ICI治療は、髪の毛程度の細さの注射針を陰茎に直接刺し、0.1cc程度の薬剤を投与します。投与後、5〜10分で効果が現れ、30〜60分程度効果が継続します。

 

 

効果についても、ED治療薬の有効性が80%に対して、ICI治療の有効性が98%と高確度で結果が出るので、非常に信頼のおける手法です。

 

 

しかし、ICI治療にもデメリットがあります。

 

  • 国内未承認のため保険がきかず、1回10,000円程度の費用。
  • 初回は医師の指導が必要のため、医師に性器を見せる必要あり。
  • 性的刺激もなく強制的に勃起させるため、感度が落ちる。

 

感度が落ちることは、早漏男性にとっては逆にメリットにもなりえますが、いずれにしてもこれらの点を踏まえて利用することが必要です。

 

 

ICI治療は、すでに80ヶ国以上の国々において10年以上前から実施されており、日本国内でも実施するクリニックが増えてきています。

 

 

ホルモン療法:

男性ホルモンを体外から補充することによって勃起力を高める方法です。男性ホルモンを投与すると、自力で男性ホルモンを分泌できる力が弱まり、男性不妊の原因ともなります。

 

 

また肝機能障害や前立腺がんになる可能性もあり、ホルモン療法を採用する男性は定期的な検査の必要性があります。ホルモン療法には注射タイプと経口タイプがあります。

 

 

陰圧式勃起補助具:

筒状の容器にペニスを挿入し、筒内の空気を抜くことで陰茎海綿体に血液が巡らせ勃起状態にし、勃起完成後、ペニスの根元をゴムで締め付けることで勃起状態を維持するようにする器具です。

 

 

即効性はあるものの、ED治療薬やICI療法のような副作用がないので体の負担は少ないですが、根元を締め付けることによる射精障害やゴム装着時の違和感などのデメリットがあります。人によっては連続使用時間が30分以内という制限もあるのがネックとなる可能性もあります。

 

 

>>長期的な視点に立ったED治療法<<

適度な運動習慣:

学生時代ならまだしも、社会人になると、得てして運動習慣がすっかりなくなる人が多くなります。

 

 

しかし、適度な運動習慣を週に数回実施することで、カラダもリフレッシュされ、筋肉がつくことで男性ホルモンの分泌量が増えるため、定期的に運動することが必要です。

 

 

週に数回トレーニングジムに行くのもよいですが、よく言われる、通勤・帰宅時に1駅分歩く、エレベーターを使わずに階段を使用するなどは、ED解消にプラスの効果をもたらしますので、取り入れてみてください。

 

 

時間的に余裕のある方は、スクワットを日常生活に取り入れるのもよいでしょう。

 

 

食事の改善:

加齢により何もしなければ筋肉量が自然と減少していき、基礎代謝も低下していきます。消費エネルギー量が減少していきますので、食事の栄養バランスに気を付けるだけでなく、その量についても控えめにする必要があります。

 

 

暴飲暴食は控え、規則正しく1日3食を取るようにしましょう。

 

 

一旦脂肪がつきだすと、男性ホルモン分泌量が低下し、基礎代謝が低下し、ますます脂肪がつきやすくなっていきます。

 

 

まずは自身の食習慣を見直し、世間一般的に言われる以下のことを心がけるようにしましょう。

 

 

食事は腹八分目にする

運動もロクにしないのに大盛りを頼むのは厳禁です。

 

 

野菜を1日350g以上とる

色目を気にして様々な野菜をとることも1つのポイントです。

 

 

揚げ物は控える

から揚げ弁当より幕の内弁当、かつ丼より焼き魚定食、豚カツより生姜焼き、など、できるだけ揚げ物が入っていないメニューを選びましょう。

 

 

血液をサラサラにする食材

「お茶」「魚」「海草」「納豆」「酢」「キノコ類」「野菜」「ネギ類」は定番の血液サラサラ食材ですので積極的に取り入れましょう。それらの頭文字をとって、「おさかなすきやね」と覚えます。

 

 

タンパク質やビタミン

精液がたまると射精欲求から勃起力が向上します。精液には、たんぱく質やビタミン、ミネラルが必要不可欠なため、大豆製品や生野菜などもしっかり取るようにしましょう。

 

 

外にも精力を高める物質として代表的なのが「亜鉛」「ビタミンB群」が含まれる牡蠣やレバー、「ムチン」が含まれるおくらや納豆、山芋、モロヘイヤなどのネバネバ系食材などがあります。

 

 

生活習慣の改善:

喫煙や過度の飲酒は常にEDという現象を悪化させる要因ですので、禁煙、過度の飲酒をやめることで、EDの進行を食い止めることができます。

 

 

ストレスの解消:

ストレスを感じると、自律神経が乱れ、男性ホルモンを分泌させる副交感神経の力が弱くなり、うまく勃起できない原因となります。ストレス解消のためには以下のようなことをすることがおすすめです。

 

 

家族との対話を増やす

夫婦や親子間で会話をすることで、家庭をリラックスできる空間に変えることができます。

 

 

睡眠をしっかりとる

睡眠をしっかりとることでストレスを解消してくれます。

 

 

男同士でつるむ

よき友ができるとそこでも自分の居場所ができ、ストレス解消にもつながります。

 

 

入浴をする

入浴をすると副交感神経が活発になり、リラックスできるだけでなく、深い睡眠をとれるようになり、心身ともに疲労が取れてストレスも解消されます。

 

 

仕事は仕事と割り切る

仕事が終わっても家まで持ち帰ってきてはストレスもたまったままです。会社を出た瞬間に、プライベートのことを考えてリフレッシュできるようになりましょう。

 

 

プライベートは外に出る

休日にずっと家でゴロゴロしていては、ストレスは解消されません。外出して新しいものを見たり体験したり、スポーツをしたりすることで、ストレスを解消することができます。

 

 

 

 

 

これらをするだけでも十分にED治療は可能です。しかし、1日でも早く強い勃起力を手に入れたいのであれば、これらに加え、精力剤を飲むことにより、内臓環境を整えるスピードを急速に速め、健康なカラダに戻し、それに合わせて勃起力も回復させることができるようになります。

 

 

 

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